学術上では、ヒアルロナン、といわれるもの。
といっても、こんな難しい言葉ではわかりにくいですね。
一般的には、ヒアルロン酸の名称で親しまれています。
これだったら、ご存知でしょう。
いろいろな商品に配合されていますよね。
ヒアルロン酸は、グリコサミノグリカンという、ムコ多糖類のひとつです。
もう少しくわしく説明すると、Nアセチルグルコサミンとグルクロン酸という、二種類の糖が結びついたものです。
このヒアルロン酸というものは、分子量が非常に大きいのです。
人間の体内には、100万以上もの大量のヒアルロン酸の分子量が、存在するのだそうです。
すごく大きい数字でぴんときませんが、それだけ体には大切な物質ということですね。
ほかのグリコサミノグリカンとは違って、硫酸基のむすびつきがコンドロイチン硫酸にはありません。
また、中心となる蛋白質にあるコアタンパク質とも、むすびつきはありません。
人間の体内においては、ヒアルロン酸は、硝子体、皮膚、関節、脳など、たくさんの細胞外マトリックスで発見することができます。
とくに、関節軟骨においては軟骨がスムーズに動くように、重要なバックアップをしています。
このために、アグリカンやリンクタンパク質と一緒に、非共有結合をして、超高分子複合体を保っているのです。
むずかしい言葉が多く出てきましたが、ヒアルロン酸を理解するうえで、必須のものばかりです。
ぜひ、知識を深めてくださいね。
ヒアルロン酸は、わたしたちにとって、急速に身近なものになってきました。
連鎖球菌や乳酸菌を原料として、大量に作ることが可能になったからです。
よく見かけるものとしては、コスメの保湿成分や、健康食品に添加される成分としてですね。
ほかにも、角結膜上皮障害や関節炎の治療など、さまざまな分野で活用されています。
いまや、なくてはならない成分のひとつですね。







